年賀状ください。2017年酉
年賀状を勝手に推進します

手書き年賀状を始めたきっかけ

10月 20th, 2017

私は毎年、手書きの年賀状を送ります。
数年前までは印刷された一般的な年賀状を送っていたのですが、年々、送り先が少なくなってきたことと、日頃の感謝をもっと伝えたいという気持ちから手書きにすることにしました。

そう思ったきっかけは、私の中学時代の恩師の存在でした。
中学を卒業してからも年賀状だけはやり取りをしていて近況を報告しあっていたのですが、先生が病気療養で入院されてからは年賀状がパタリと来なくなってしまったんです。
お見舞いに行こうにも遠いし、手紙では返事に苦労するだろうと考えて、その時は病気を治すことに専念してもらうことにしたんです。
幸い、病気は治癒したのですが、病気のせいであまり昔のことを覚えていないようで私のことも忘れてしまっていました。

そんな先生に、私はこれまでの感謝の気持ちを伝えたくて手書きの年賀状を送ることにしたんです。
文字はあえて少なく簡潔にして絵を大きく描き、目で楽しんで貰えるようにしています。
色合いもカラフルにして、楽しさと嬉しさを全面に出しています。

絵は、手書きの年賀状を送るために描き始めたので、まったく上手くありません。
それでも、先生は喜んで見てくださるようなので、ホッとしています。
描くのは季節の植物だったり、年始の縁起物だったりと描くものを選ぶことも楽しいと思えました。

このことをきっかけにして、他の方にも下手ながら自作の絵をつけた年賀状を送るようになりました。
そしたら、次の年からは他の方も手書きのメッセージを添えてくれたり絵を描いてくれたりするようになったんです。
多少でも手書きのものがあると気持ちが伝わりやすいと感じました。
年に一度、年賀状しかやり取りのない方もいるので、その繋がりを大切にしていきたいと思います。

同僚との距離を縮めてくれる年賀状

10月 7th, 2017

私は毎年のように親戚や知人と年賀状のやり取りをしていますが、その中でも思い入れが深い年賀状は以前勤めていた職場で一緒に働いていた同僚や上司からの年賀状です。

その職場の人は本当にみんな親切な人で、職場でなかなか仕事に慣れなかった私に対してとても親切にそして根気よく仕事を教えてくれました。
時に大変なこともありましたが、職場の皆さんの人柄もあって、なんとか乗り越えることが出来たと思っています。

まだ勤めていた時、会社外でみんなでバーベキューをしたり、飲み会をしたりと結構プライベートな付き合いもありました。
ご自宅に遊びに行く機会もありましたし、本当に皆さんには良くして頂きました。

そんな恵まれた職場を退職した後も、皆さんとは年賀状を通してやり取りをさせて頂いています。
私は今当時の職場からかなり遠方の地域に引っ越してしまったので、なかなか直接お会いする機会がありません。
ですがこうやって年賀状のやり取りをしていると、距離を全く感じることがありません。

頂く年賀状には結婚して家族が増えたとか、引っ越しましたとかなんてことのない内容なのですが、年賀状を受け取ると当時の職場のことを思いだしてとても懐かしくなります。

そしてまた、あの職場でいつか働けたらなと思います。
それくらい働き甲斐のある職場でした。

今年賀状をやり取りしている方とは今後も年賀状をずっとやり取りしていきたいです。

実際にお会いすることは出来なくても、今どういう状況で何をしている、子供たちが何歳になった、とかそれぞれの近況を文面で報告し合いたいです。

年賀状がもしなかったらこんなにやり取りすることはなかったと思うので、年賀状というのはとても良い機会だと思いました。

写真年賀状のすすめ

9月 20th, 2017

結婚式を挙げたときの写真や、産まれたばかりの子どもの写真など、いかにも幸せそうな年賀状を見ると複雑な気分になります。

年賀状は新年のあいさつです。
身内に不幸があったとき意図して出さないように、幸せに健やかに暮らしていることを知らせるためのハガキでもあります。
写真を使って幸せのアピールするのはおかしなことではありません。
それどころか良いことなのです。
にもかかわらず、嫉妬心に似たような感情が私の心の中に芽生えるときがあります。

写真には、今の自分の状態をひと目でわかってもらえるメリットがあります。
リンゴとはどういう果物なのか言葉で表せと言われても、すぐに答えられるものではありません。
写真ならほんの数秒です。
写真はブログ等でもよく使われています。
文章ばかりのさえない風景も、写真を使えばパッと明るくなります。
写真は自分の言いたいことを相手に伝えるのにとても便利なものなのです。

写真はいくらでも増刷できます。
何十から何百にも上る年賀状作りに手間もかからないでしょう。
作り手にとってはとてもありがたい写真ですが、はたしてここに心は籠っているといえるのでしょうか。

ほとんどの人は、NOと答えると思います。
写真は確かに便利なのですが、言葉のように微妙な加減ができません。
1度も子供を産んだことのない40過ぎの独身女性にとって、子どもの写真は嫌味以外の何物でもないでしょう。
たとえそこに悪気がなかったとしても、良い行いとはいえません。
写真を使わずに相手のことをちゃんと考えながら年賀状を作成していれば、子どもの写真を載せようとは考えないはずです。

このことに気づいてから、私は年賀状に家族の写真を使うのをやめています。
そして、裏面だけは相手のことを考えながら手書きで書いています。
字が下手なのがバレてしまいますが、気にしません。
これが今の自分なのだと自信を持って送るようにしています。

有名しかけ絵本作家さんとの年賀状やり取り

11月 23rd, 2015

大変古い話ですが、自分が小学生のころ母の知り合いの有名な絵本作家さんと毎年直接年賀状のやり取りをしていました。
きっかけは大好きだったその絵本作家さんの仕掛け絵本についての感想を書いて年賀状を送ったのが始まりでした。

絵本の中は独特の世界観があって、小さな子供心に「この絵を書いている人はどんな人なんだろう」と興味を持ちました。
毎年いただく作家さんからの年賀状にはいつも良く見ると何かしら仕掛けが施してあって、いつもいただくのを楽しみにしていました。

ある新年が未年の年賀状を書く時に、私も何かひねりをつけて書いてみようと思いました。
羊の絵を描いて、そのころはやっていたテレビCMのキャッチコピー「ついてるね、ウールマーク」というコピーをウールマークとともに羊に書きました。
そして元旦、作家さんから届いた羊の絵の年賀状にもウールマークタグがついていて、アイデアが私と似ていて子供心にすごく嬉しかったのを思い出しました。
相手を思って書く毎年の年賀状、なくならないで欲しい習慣ですね。

お年玉の前のお小遣い稼ぎ

11月 14th, 2015

私にとって年賀状というと、子供の時にしていたお小遣い稼ぎです。
もう数十年前の話ですが、まだパソコンによる年賀状作成が一般的でなかったころ、
「プリントごっこ」という印刷機を使っていました。(何年か前に廃版になったらしいです)

原版を作って、製版して、インクをのせて、年賀はがきに刷るのを、最初は自分の年賀状だけ
やっていたのですが、私が作業しているところを家族が見て、「おなじ原版でいいから、私のも刷ってよ」
といいだしました。そこで「お小遣いくれたらやる」といったところ、頼まれたのです。

最初は全部で50枚くらい作成していた年賀状は、数年たつと200枚近く作ることになり、
年末の一大行事?になっていきました。たしか、一枚当たり10円くらいもらったと思います。
インクを使って印刷するため、乾かすまで時間がかかり、刷った年賀状を部屋に広げていたら
「座る場所がない」と文句を言われたこともありました。

今はネットで年賀状を注文するように移行したので、いい思い出になっています。
先日、息子が年賀状印刷サイトの価格を比較するお手伝いを申し出ました。
もちろんお小遣い目当てだったので、血は争えませんね。

好評だった年賀状について

11月 14th, 2015

私は子どものころから手紙を書くことが大好きでした。
年末になるとすべて手書きで年賀状を書いていました。
大人になった今では年賀状を送る相手もぐんと減ってしまいましたが、それでもすべて手書きで書き続けています。
その中でも、特に受け取る側に好評だった年賀状をひとつ紹介したいと思います。

それは、受験生だったころに送った『合格祈願の年賀状』です。
私は大学受験をせず、推薦入試で大学に入学しました。
しかし仲の良い友人たちはみんな一般入試での受験だったため、私だけがとても暇でした。
暇といっても友人はみんな受験勉強で忙しく、遊んでもらえませんでした。
また、受験勉強をしていない人から励まされても説得力がないだろうと思い、疲れ果てた友人をそっと見守っていました。

年末になり年賀状を準備しだした時、ふと「直接は励ませなくても、年賀状でどうにか息抜きしてもらえないかな」と考えました。
そこで思いついたのが、合格祈願の年賀状でした、普通の白い年賀状に金と銀のおりがみを使って『合格祈願』の文字を入れた絵馬のようなものをデザインしました。
思いっきり派手に作ったので、お正月明けに学校で友人たちから面白かったとほめられました。